リウマチ初期症状

薬物療法(金製剤・SH基剤・サルファ剤)
ポイント

●免疫システムに働きかける多様な薬
●古くから使われてきたものがある
●働きが弱いものは、副作用も少ない

金製剤

金製剤といっても、含まれているのは純粋な金ではなく、有機化合物と結合させた金です。もともとは結核の薬で、現在使われている抗リウマチ薬の中ではもっとも古くから使用されてきた薬です。
関節炎が悪化するのは、白血球から放出されるライソゾーム(リソゾーム)という酵素のためですが、金製剤はその酵素の放出を阻害し、炎症を抑えます。金には白血球中にとり込まれる性質があり、とり込まれた金は、ライソゾームの放出をさまたげるのです。
また、免疫細胞が抗体をつくるのを阻止し、滑膜の増殖を抑える働きもあります。金製剤には、金チオリンゴ酸ナトリウム(注射薬)と、オーラノフィン(錠剤)があります。

【使い方】

ごく早期の患者さんには、錠剤を使うことがありますが、注射薬ほど効果は高くありません。その分、副作用も少なくなっています。
炎症反応が中等度以上の患者さんには、注射薬が使われます。初めは週」1回、10mgを筋肉注射し、様子をみながら、必要に応じて25mgに増量することもあります。遅効性のため最近は使用が減っています。

【副作用】

もっとも多いのは、金アレルギーによる湿疹、じんま疹など、あらゆるタイプの皮疹で、強いかゆみをともないます。また口内炎、下痢、たんぱく尿などもみられます。注射量が増えるにつれ、腎臓や肝臓の障害、白血球の減少などが起こることがあります。

SH基剤

血液中のリウマトイド因子をばらばらに分解し、リウマチ反応を下げるように働きます。そのため、炎症が抑えられます。
また、マクロファージからT細胞への情報の流れを阻止し、免疫の働きを抑える作用もあります。効果が出ると関節の炎症が治まり、赤沈やCRPの検査値もよくなります。
SH基剤には、D-ペニシラミンとブシラミンとがありますが、DIペニシラミンは副作用の頻度が高く、腎障害が起こりやすいため、最近はほとんど使われなくなりました。一方、ブシラミンは、日本で開発された薬で、比較的よく使われます。効果が出るのは金製剤より早く、服用を始めて1カ月半くらいからあらわれます。

【使い方】

ブシラミンには、50mgと100mgの2種類があります。通常は、1日50mg~200mgを内服します。

【副作用】

消化器症状 (吐き気、嘔吐、下痢)、皮疹、口内炎、腎障害は比較的多くみられ、まれに間質性肺炎が起こることがあります。

サルファ剤

抗菌作用のあるスルファピリジンと、抗炎症作用のあるサリチル酸が結合した薬です。T細胞やB細胞、マクロファージといった免疫細胞の活性化を抑え、プロスタグランディンなどの炎症物質が放出されるのを阻止する働きがあります。
関節リウマチの薬として1940年代に登場しましたが、ほかの薬に押されて忘れられ、もっぱら潰瘍性大腸炎の薬として使われたという経緯があります。1978年に復活し、保険が適用になりました。
金注射やD-ペニシラミンよりも、効果が早くあらわれますが、力がやや弱く、その分、副作用も少ないとされています。サルファ剤には、サラゾスルファピリジンがあります。

【使い方】

250mgと500mgの2種類があります。外国では、1日2.0~3.0gを服用しますが、日本では、保険で認められているのは1日1.0gまでで、十分量使用できないという問題があります。

【副作用】

副作用は比較的少なく、胃腸障害や頭痛が主なものです。

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